明誠館のサイトをご覧いただきありがとうございます。以下に、私たちの教育理念をお伝えします。
本来、公教育である学校が一人一人の学力や目標にあった学習指導をしていれば、塾は必要ないかもしれません。しかしご承知のように現状はそうではありません。
たとえば、安城市は現在、小1・小2・中1において「1クラス30~35人程度の少人数学級」を編成しています。また、学校によっては英語・数学などの教科は1クラスを2つに分けた「少人数指導」を行っています。
これらの制度は通常の1クラス40人学級よりは恵まれていますが、理想とする「一人一人に目の行き届く環境」には程遠いものがあります。これは学校の先生が悪いのではなく、現在の多様なニーズに対応しきれていない日本の公教育システムそのものが悪いのです。しかし残念ながらそれを嘆いていても始まりません。
そこで、私たちは「学校がやってくれないことをやるのが塾の使命である」と自負しています。
安城・刈谷市内にはたくさんの学習塾があります。大手進学塾に代表される圧倒的な進学実績をうたい文句にする塾もあります。また全国に何百もの教室を展開し、テレビCMを流す個別指導フランチャイズ塾もあります。
いろいろな塾があっていいと思いますが、実績やブランドに魅かれて入塾したものの、半年~1年後には勉強がわからなくなり、「基礎からしっかりとやり直したい」と当塾の門を叩く生徒が毎年決して少なくないという事実をお伝えしておきます。つまり、他の子にマッチした塾が良い塾ではなく、「自分にマッチした塾が良い塾」なのです。
私たちは創立以来、「勉強で悩んでいる一人一人のお子さんのやる気を引き出し、成績を上げることが塾の使命である」ことにこだわってきました。ですから、入塾の際の成績については一貫して一切制限を設けていません。
そもそも生徒自身は「学校の勉強だけではよくわからない」「テストの結果が悪かったけれど、どういう勉強をしたらいいかわからない」という心配があり、保護者の方は「今の成績では志望高校に合格できない」「うちの子は、勉強のやり方がわかっていないようだ」という不安があるから塾に通うのです。
その頼りにされる塾が「成績の悪い人は、手間が掛かるからお断り」と言うのであれば、「塾の存在意義はない」と私たちは考えます。
三河地方で「個別指導」が、まだ、希だった頃、「個別指導」を立ち上げたのは、私たち「明誠館」です。安城市内では、1番最初に「個別指導」をはじめました。
その後、時代のニーズから安城市内にも個別指導の塾がたくさん増えました。しかし、個別指導といっても千差万別です。
私たちは、「1対1のマンツーマンであれば、成績が上がる」とする考え方に反対の立場です。また「進学実績とプロ講師陣こそが成績を上げる」という大手進学塾の考えについても反対です。システムだけで成績が上がるのなら、その塾の生徒は全員成績が上がることになります。
しかし、これだけ多くの生徒が塾に通っているのに、成績が上がるのは一部の生徒だけという事実が、「システムだけでは成績が上がらない」ことを証明しているのです。
勉強は繰り返し行うことで、学力として定着します。どなたでも、分かっている事ですが、なかなか実践しがたいことです。
生徒を取り巻く環境や、個性、興味など… 様々な要因が考えられます。個別指導を長年行ってきた明誠館は、個々の生徒のやる気を促し、学習習慣を身につけさせるノウハウがあります。
生徒が自らの意志で、自宅の机につき学習を行う。言い換えれば、自らの目標に向かって、努力する姿勢。この自立心こそが重要だと考えます。
明誠館では自立心を育むプロクラムを用意しております。生徒ひとり一人を成長させる事、まずはそこからです。
明誠館が、成績を上げるために一番重要と考えているのは、「教室長と生徒一人一人との関係」です。
いくら1対1の個別指導でも、アルバイト講師には教える学力はありますが、生徒のやる気を引き上げる能力と責任感はありません。また、1クラス何十人もの集団指導で、一度入塾したら三者懇談会すら開かない無責任な塾では、生徒の勉強に対するやる気・悩みが解決できるはずもありません。
わかりやすく言えば、生徒が伸びるかどうかは教室長にかかっているのです。責任感を持った教室長が、生徒一人一人の学力・目標・個性をしっかり捉え、必要に応じて保護者を交えた教育・進路・悩み相談を行い、塾・生徒・保護者の三者が信頼関係を築き、一体となって最終目標に向かうことが何より大切なのです。